臓器移植について

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コーディネーターの役割
臓器移植に携わるコーディネーターの役割について、説明します。

<ドナー 移植コーディネーター(プロキュアメント コーディネーター)>
ドナーコーディネーターは、以下の3種類があります。

T. (公社)日本臓器移植ネットワークに所属しているドナー移植コーディネーター
U. (公社)日本臓器移植ネットワークに委嘱され地域で活動する都道府県コーディネーター
   山形県内は、1名のドナー移植コーディネーターが活動しています。

臓器提供される方が発生した場合
 臓器提供者(ドナー)としての可能性がある患者家族に対して、臓器提供に関する詳しい情報提供を行うと共に、家族の意見を尊重しながら臓器提供について最終的な意思決定ができるよう支援していきます。また、病院職員の方々と共に、ドナー家族の精神的支援をおこなっていくことも移植コーディネーターの役割として大変重要です。
橋渡し 移植医療は、人の命のリレーで、善意の心を継ぐ医療
 移植コーディネーターは、臓器の提供が行われればそれで終了というわけではありません。
臓器移植手術を受けた患者さん(レシピエント)のその後の経過について、臓器提供者(ドナー)のご家族や当時の主治医や医療スタッフに報告することも重要な任務です。
ドナーとレシピエントは、お互いを知りませんので、レシピエントの術後の経過を把握し、ドナー家族へ報告することや、レシピエントからドナー家族への感謝のお手紙をお渡しするなど、ドナーとレシピエントの橋渡し役を担っています。

普及啓発
 移植医療は、人の命のリレーであり、善意の心を継ぐ医療です。
 移植コーディネーターは、臓器移植について正しい理解をしていただけるよう、医療者をはじめ一般の皆さんに対して、普及啓発活動を行っております。
 スポーツ競技場での臓器提供意思表示カードの配布活動や市町村の健康まつりへの参画、電話にて臓器移植について様々な質問を受けたりしています。
 また、病院訪問をして医療現場との情報交換を繰り返し行い、医療者を対象とした研修会を開催し、臓器移植に関する情報提供をしています。

V. 臓器提供病院に所属している院内コーディネーター
臓器提供者(ドナー)発生時には、院内の調整役が必要となります。病院に勤務している医療スタッフの中に、院内コーディネーターとしてその調整役を担っていただいています。
 県内には、31名の院内コーディネーターがいます。
 日常的な活動としては、臓器提供に関わる院内研修会の開催やポスターの掲示等の普及啓発活動、院内マニュアルの作成などに取り組んでいます。
院内コーディネーター設置病院(8病院) 臓器提供病院
山形県立中央病院、山形市立病院済生館、山形県立河北病院
山形県立新庄病院、山形県酒田市病院機構 日本海総合病院
鶴岡市立荘内病院、公立置賜総合病院、米沢市立病院

<レシピエント移植コーディネーター(クリニカルコーディネーター)>
 移植実施施設に所属して、臓器移植を受ける患者さん(レシピエント)やそのご家族のケアを行います。臓器移植を受ける可能性のある患者さんが、自由に意思決定できるように移植に関する情報を提供し、実際に移植を受けたあとの自己管理に向けた教育や退院後までも外来で継続してケアを行います。また、レシピエントの直接的に看護にあたる看護師の教育や指導を行ったり、病院施設内・外との連絡調整も行います。


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